真野恵里菜「今日は泣きません」 パトレイバー初日舞台あいさつ

[ 2015年5月1日 12:48 ]

映画「パトレイバー 首都決戦」初日舞台あいさつに出席した(前列左から)押井守監督、太田莉菜、真野恵里菜、筧利夫、福士誠治、高島礼子(後列左から)しおつかこうへい、堀本能礼、千葉繁、森カンナ、田尻茂一、藤木義勝

 俳優の筧利夫(52)が主演する映画「パトレイバー 首都決戦」(監督押井守)が1日に封切られ、都内の映画館で初日舞台あいさつが行われた。筧のほか、真野恵里菜(23)、福士誠治(31)、太田莉菜(27)、高島礼子(50)ら主要キャストがそろって登壇した。

 アニメ史に残る名作「機動警察パトレイバー」シリーズの実写映画プロジェクト「THENEXTGENERATION-パトレイバー-」シリーズの長編劇場版。実写版シリーズは、真野演じる女性隊員・泉野明を主人公に、これまで全7章で制作され、14年から順次公開されてきた。

 シリーズすべての初日舞台あいさつに立った真野は「第1章が始まったころはワクワクしていたのですが、これで舞台あいさつも最後かと寂しい気持ちもある」としみじみ。「ちょっとこみ上げてくるものがあるんですけど…」と口走ると、筧が「泣け!泣け!」とあおり、会場が笑いに包まれ、真野も「第1章の公開では泣きましたけど、今日は泣きません!」と最後は笑顔を見せていた。

 「押井監督作品の大ファン」という高島は公安部の女性警部を熱演。「まさかのキャスティングで本当に嬉しく思う反面、不安でした。今まで『パトレーバー』を愛していてきた方に変なふうには映るたくなかった。妙に緊張して、頭の中でハチャメチャになっていた」とファンであるがゆえの葛藤を吐露。「本来ならば、きょう客席にいてもいいぐらい。必ず2、3回は(劇場で)会うこともあると思いますので、気軽に声をかけていただければ」と会場の仲間たちにメッセージを送っていた。

続きを表示

2015年5月1日のニュース