川栄李奈「ムカデ人間」大ファンだった…卒業後は「グロい映画出たい」

[ 2015年4月25日 08:00 ]

映画「ムカデ人間3」をPRする川栄李奈

 AKB48の川栄李奈(20)が、大ファンの米スリラー映画「ムカデ人間3」の日本公開(8月22日)決定を受け、先月26日にグループからの卒業を発表後初めてスポニチ本紙のインタビューに応じた。

 電撃的な発表からまもなく1カ月で「すっきりしました」とすがすがしい表情。心境の変化もあり「後輩にいろんなことを教えようと思うようになりました。“(所属する)チームAの若い子が楽屋の掃除をしない”と相談を受けたので、掃除をさせました。みんな嫌われたくないから言えないけど、私は嫌われてもいいから言わなきゃと思います」とキッパリ。卒業時期は6月6日の選抜総選挙開票イベント後に決める方針で「AKBでしかできないことをやっておきたい。公演はできるだけ出たいです」と言葉に力を込めた。

 2010年のデビュー以来、5年間AKBで活動し「仲いいメンバーとは卒業しても連絡を取ると思うので、友達として助け合えたらいいな」と深い絆を強調。「ムカデ人間」は複数の人間をつなげるという衝撃的な内容だが、AKBでは“心のつながり”を学んだ。大勢のメンバーと活動してきたことを振り返り「つながることは凄く難しいけど、つながってしまえばみんな一つになれるんです」と実感たっぷりに話した。

 父親の影響でスリラー系の作品が好きといい、「ムカデ人間」シリーズも父親に勧められ観賞。「タイトルもインパクトがあるし、人間をつなげちゃうっていう発想が凄いですよね」と魅力を解説。卒業後は女優として活動していく意向で、「血のりとか汚しメークが好きなので、グロい映画も出たい。“ムカデ人間”の続編や日本版があったら、つなげるのを命令する役で出たいです」と意欲を見せた。

 ▼川栄の卒業発表 先月26日にさいたまスーパーアリーナで行われたコンサートで発表。昨年5月に岩手県の握手会で起きた襲撃事件の影響で、AKBにとって重要な握手会に出られなくなってしまったことを理由に挙げ「これからも出られることはないでしょう」と心境を吐露。「お芝居をすることが好き」と女優業に進む考えを明かした。

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