フジ亀山社長、「苦戦」の視聴率に「イライラの日が続く」

[ 2015年4月24日 17:11 ]

 フジテレビの亀山千広社長(58)が24日、東京・台場の同局で定例会見を開き、この春からスタートした各番組の視聴率低迷について「正直、苦戦しているのかなと思う」と語った。

 4月改編では、改編率全日(前6・00~午前0・00)36・6%、ゴールデン(後7・00~後10・00)43・8%、プライム(後7・00~後11・00)42・9%と異例の大幅変更を実施。しかし 「正直、苦戦しているのかなと思う。すぐにうまくいくとは思ってなかったが、苦戦するとイライラの日が続きますね」。その上で「あえて原因があるとすれば、ドラマだと思う」と指摘。「新しい枠で勝負しているわけではないのに、後押しができなかった。従来の枠で勝負しているのに、後押しできなかった。どう面白く作るか考えてほしい」と現場に奮起を促した。

 また、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に対抗すべく、3月30日から同時間帯でスタートした生情報番組「直撃LIVEグッディ!」は、今月20日放送の一部時間帯で平均視聴率1・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低迷。とはいえ同社長は「1カ月なんでね。半年ぐらいである方向性が出たときに、いろいろなものが出来上がってくる。満を持して出した。可能性は感じている」と今後に期待した。

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