SCANDAL 世界飛躍そして初の東名阪アリーナツアー、進化誓う

[ 2015年4月13日 05:30 ]

「HELLO WORLD」のセットを背に熱いパフォーマンスを見せるSCANDAL

 人気の女性4人組バンド「SCANDAL」が12日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで、全国ツアーの東京公演を行った。

 今月25日にパリで初の世界ツアーをスタートさせるのを前に、今や日本を代表するガールズバンドとなった4人。ボーカルのHARUNA(26)は会場の約5000人に対し「きょうは絶対に、来たことを後悔させない!」と絶叫。3曲目に披露したデビュー曲「DOLL」では、観客らがタオルを振り回しながら縦に跳んだため会場全体が激しく揺れた。

 4人の成長を示したのが中盤の4曲。ニューアルバム「HELLO WORLD」に収録された「Graduation」「本を読む」「缶ビール」「おやすみ」で、それぞれHARUNA、ギターのMAMI(24)、ベースのTOMOMI(24)、ドラムのRINA(23)が作詞したオリジナル。これまで演奏技術の高さで知られた4人だが、新たに、世界に打って出るための個性を発揮し始めた。

 アンコールでは、初めての東名阪アリーナツアーを実施することを発表。12月9日に神戸ワールド記念ホール、同23日に名古屋・日本ガイシホール、来年1月12、13の両日に東京・日本武道館で公演し、計4万人を動員。HARUNAは「今回のツアーの続編だけれど、さらに進化したライブにしたい」と意気込みを示した。

 今月25日からの世界ツアーはパリ、ロンドン、ドイツ・エッセン、米・ロサンゼルスなどを回る予定。「海外での経験を次のアリーナツアーにも生かしたい」(HARUNA)と、4人は飛躍を続ける。

続きを表示

この記事のフォト

2015年4月13日のニュース