ご当地アイドル日本一決定戦!9・22「愛踊祭」で歌&ダンス競う

[ 2015年4月12日 05:30 ]

「愛踊祭~あいどるまつり~」への出場が予想される埼玉県を拠点に活動する「Pinkish」

 全国のご当地アイドルによるコンテスト「愛踊祭~あいどるまつり~」が開催される。人気アニメソング(曲は未定)を課題曲とし、歌唱力とダンスパフォーマンスの優劣を競う。ご当地アイドルたちがどんなオリジナルの振り付けを考え出すのか、注目される。

 全国の自治体がご当地アイドルの育成に力を注ぐ中、地方創生や地域活性を推進する試みとして期待される。主催側は「老若男女問わず浸透しているアニメソングを課題曲に、全国各地のアイドルが頑張っている姿をお茶の間に届けることで、ジャパニーズカルチャーの魅力をさらに広めるイベントにしたい」と意気込んでいる。

 自治体の多くが開催を歓迎しており、水戸市の元気応援団「水戸ご当地アイドル(仮)」や埼玉県大利根町(現・加須市)から誕生した「Pinkish」らが出場するとみられる。

 エントリーは13日から受け付けを開始。7月に2次審査を行い、8、9月の3次審査で、47都道府県を9エリアに分けたエリア代表決定戦が実施される。9組のファイナリストによる最終審査会は9月22日、東京ドームシティホールで行う。毎年、定期開催していく意向で“アイドル甲子園”として話題になりそうだ。

 6人組「でんぱ組.inc」と、9人組「アンジュルム」の両アイドルグループがコンテストのアンバサダーを務める。コンテストの模様はテレビ朝日の音楽番組「musicる TV」(月曜深夜1・26)が約半年間にわたって放送していく。

 ▽ご当地アイドル おもに地元在住者で構成され、地元を拠点に活動している。運営母体は地方の商工会や企業など。モーニング娘。の成功を受けて00年前後から続々登場。AKB48が10年頃にブレークすると一気に地方の熱が加速し全国に乱立することになった。ブームに乗って始動したものの運営が軌道に乗らず短命に終わるグループも多い。

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