錦織“因縁の相手”と14年ぶり対戦 修造氏「圭が世界行けた一番の理由」

[ 2015年4月10日 09:00 ]

松岡修造氏(左)とがっちり握手をするTBSの石井大裕アナ(右)。中央は工藤阿須加

 男子テニスの世界ランキングで自己最高位の4位につけている錦織圭(25=日清食品)が、11日放送のTBS「炎の体育会TV3時間SP」(後6:55)に出演。世界の舞台へと駆け上がる原点にもなった一戦の対戦相手に、14年ぶりに相見える。

 錦織にとって同番組の出演は3回目。過去2回はタレント5人と同時に戦うという特別ルールだったが、今回は1対1の真剣勝負。しかも芸人が中心だった過去2回と違い、今回名乗りを挙げたのは国体で優勝経験のある元衆議院議員の杉村太蔵(35)、高校時代県大会優勝の実績を持つ俳優の工藤阿須加(23)、元テニス選手という異色の経歴を持つTBSの石井大裕アナ(29)。芸能界きっての実力派がそろった。

 中でも石井アナは高校1年生だった14年前、スポーツキャスターの松岡修造氏(47)が主宰するトップジュニアキャンプ「修造キャンプ」に参加。当時小学校6年生だった錦織と対戦し、敗れたという過去を持つ。

 この一戦で4歳上の高校生に勝った錦織が感極まって涙を流していたことを松岡氏は明かし、「圭が世界に本当に行けた一番の理由はあの試合だと思うんです。僕は絶対圭が勝つと思った。(修造キャンプ参加者)全員に見せて一番プレッシャー与えて。あそこで彼は自信と世界が見えてきた。だからトモ(石井アナ)はすごいことをしたんです」と石井アナとの一戦が今の錦織を形作っているとまで評価した。

 その時以来14年ぶりの対戦に、錦織も石井アナも「楽しみ」。松岡氏から「心の底にある、小学校6年に負けたあの悔しいトモ、それを取り除いてごらん。今のトモだったら、僕はできると思います」と激励されると、石井アナが感極まって涙を流すという場面も見られた。

 30―0からスタート、サーブは全て芸能人からというハンデもあり、体育会TVテニス部と錦織の試合は大波乱あり。果たしてガチンコ勝負の行方は――。

続きを表示

この記事のフォト

2015年4月10日のニュース