オードリー若林 ドラマ出演9割が犯罪者役「今回も容疑者だ…と」

[ 2015年4月10日 09:00 ]

「容疑者は8人の人気芸人」に本人役で出演するオードリーの若林正恭(C)フジテレビ

 8人の人気芸人が本人役で事件の容疑者になるフジテレビの異色サスペンス「容疑者は8人の人気芸人」(4月18日後9・00)で、実際のひょうひょうとした雰囲気と、ドラマ内で設定された“もしもの世界”で意外な顔を見せるお笑いコンビ「オードリー」の若林正恭(36)。これまで出演したドラマでは「その9割が犯罪者の役だった」といい、今回のオファーについても「やっぱり容疑者だ…って思いました」と苦笑いした。

 容疑者と同じく本人役の「バナナマン」日村勇紀(42)の命が狙われる事件が発生。日村は1人で“秘密基地”から配信しているインターネット動画「日村ちゃんねる」で「大脱出シリーズ」第3弾に臨んでいたが、その身に突如、危険が迫る。日村の命は残り9時間30分。容疑者は、日村と直前までテレビ番組の収録で一緒だった人気芸人8人。犯人は誰なのか…。カンニング竹山(43)演じる黒田刑事が事件を追う。

 本人が“本人役”で登場する異色の設定。それでも「本人役なので、正直しんどい部分はあまりないですね。芝居経験も自分にはあまりないので、“本人”の方が演じやすい」と歓迎する。テレビドラマ以外にも、2011年には、放送作家・鈴木おさむ氏(42)脚本・演出の舞台「芸人交換日記~」に出演して新たな顔を披露し、13年3月には「ひまわりと子犬の7日間」で映画初出演を果たし、翌年2月の「第37回日本アカデミー大賞」で話題賞を受賞するなど、実績は十分。今回も「せりふは、単独ライブとかで直前に頭に入れることに慣れているので、あまり問題ないです」とさらり。「芸人交換日記」が2時間の二人芝居だったこともあり「それを経験してからドキドキしない。10行ぐらいのせりふも大丈夫です」と頼もしい。

 芸人のカンニング竹山と共演。普段からかわいがってもらっている先輩だが、襟首をつかまれるシーンがあり「撮影が終わって家に帰って湯船につかっていたら、あれ!?なんかおかしな仕事だったなって感じてしまいました」と“異空間”を不思議に思ったという。また、和田正人(35)や木南晴夏(29)ら俳優との共演については「オンオフがしっかりされている。オフは陽気に話していても撮影の時の集中力はすごい」とプロの“スイッチ”に驚き、当初恥ずかしさや照れがあったがそんな若林に対し「俳優さんが空気づくりをしてくださった」と振り返り、感謝した。

 今回は相方・春日俊彰(36)の自宅でのロケも敢行された。これまでバラエティー番組などでたびたび紹介されてきた春日の家だがドラマで登場することは初めてとあり「ついに春日の家がドラマに出るんだ!」と驚きの中での撮影となった。部屋でたこ焼きを焼くシーンがあるが、実はここが若林の“イチ押し場面”。以前、たこ焼き店でのアルバイト経験があるといい「懐かしくて熱中しちゃいました。プロっぽい手つきをしていると思います。ぜひ見てもらいたいですね」。演技だけでない、若林の“プロの技”にも注目だ。

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