加藤シゲアキ 初の短編小説集「ジャニーズらしからぬ」過激描写も

[ 2015年3月25日 06:16 ]

 作家としても活動するNEWSの加藤シゲアキ(27)が、初の短編小説集「傘をもたない蟻たちは」を発表する。雑誌などで発表済みの5編に加え、書き下ろし1編の計6編を収録する。

 2012年に作家デビューして以降、単行本は4作目。過去3作はいずれも250ページを超える長編だったが、今作は原稿用紙(400字詰め)52~88枚の短編集。加藤は「長編をフルマラソンとするなら、短編は100メートル走。集中力を保つことができた」と振り返る。

 いずれも「生きづらさ」や「人の痛み」がテーマで、ジャンルは恋愛から心理サスペンスまでさまざま。中には過激な性愛描写が含まれる作品もあり「ジャニーズらしからぬ挑戦で、ファンの反応が心配でしたが“もっと大丈夫”という声が多かった」と苦笑いした。

 書き下ろし作品「にべもなく、よるべもなく」は、高校時代に初めて執筆した小説「妄想ライン」をベースに構成。「実験的にいろんなことに挑戦できた。ひと皮むけたという実感がある」と手応えを語っている。6月1日に出版される。

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2015年3月25日のニュース