「LUNA SEA」初の主宰ロックフェス 2日間6万人動員へ

[ 2015年3月15日 05:30 ]

大阪城ホールでのツアー最終日で熱唱する「LUNA SEA」の(右から)SUGIZO、RYUICHI、J、INORAN

 5人組ロックバンド「LUNA SEA」が14日、大阪城ホールで25周年ツアーの最終日を迎え、初の主宰ロックフェス「LUNATIC FEST.」(6月27~28日、千葉・幕張メッセ)の開催を発表した。

 1日の東京公演で最終日に重大発表すると告知。その際、ボーカルのRYUICHI(44)が「ファイナルの大阪城ホールで俺たちは一度立ち止まる」と語ったため、2000年の“終幕”に続く活動休止かとの憶測も呼んだ。アンコール後に巨大ビジョンに“史上最狂のロックフェス開催決定!”の文字が出ると、ファン1万3000人からは歓喜と安堵の叫びが上がった。

 フェスは2日間で6万人規模の動員を予定。ギターのSUGIZO(45)から1、2年前に提案があったといい、RYUICHIは「僕らとつながっている仲間、先輩や後輩が集まれば、日本を代表するバンドがすべて見られるような国内屈指のキャスティングができる。歴史に残る2日間になるはず」と自信をみせた。

 東京公演での意味深発言については、「大規模なツアーは当分やらないと思う。そういう意味で、ツアー最終日は立ち止まる瞬間」と説明。「発表はポジティブなことだと話していたけど、一度終幕しているからファンは不安をぬぐえなかったんでしょうね」と推測した。「きょうは素敵な夜になったと思う」とファンの感激ぶりに笑顔をみせた。

 また、「未来にはまだたくさんのアイデアを秘めていて、またいろいろ発表していけると思う」と前向きに語り、「その片鱗をフェスで見せられるはず。進化したLUNA SEAを堪能して」とアピールした。同フェスについての次回詳細発表は3月20日。

 この日は「LOVE SONG」など全18曲を熱唱。「大阪ってホッとする。ええですわ~」と大阪弁で沸かせた。昨年開幕した14年ぶりの全国ツアーをやり遂げ、「色んな場所でたくさんの人に迎えてもらって胸が熱くなった。最高のツアーだった」と感激し、「25年やってきて“まだまだ進化できんじゃないか”って思える」と語り、拍手を浴びていた。16都市32公演で開催され、25万人を動員。

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2015年3月15日のニュース