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韓国人ポップオペラ歌手フィージン、被災地で鎮魂コンサート開く

「明日への祈り」のタイトルで鎮魂コンサートを開いたフィージン

 海峡を越え、韓国から心を届けたWhee Jine(フィージン)の魂の歌声が被災地に響き渡った。あの未曾有(みぞう)の大惨事から4年となった11日、岩手県宮古市立津軽石小学校と同県大槌町小鎚第12仮設団地(中村)の集会場で、韓国人ポップオペラ歌手フィージンが「明日への祈り」のタイトルで、鎮魂コンサートを開いた。

 東日本大震災が起こる2カ月前の11年1月に東京で皇后陛下ご臨席のもと、日本で初コンサートを開いたが、3月の大震災発生直後に、友人の紹介で所属音楽事務所を通じ、韓国から岩手県宮古市立赤前小学校にトラックで食料品を届けた。

 その中に入っていたCDを聴いた当時の同校副校長が、心を打たれ、その縁で同年6月に同小学校の講堂でコンサートが実現。その魂の歌声に子供達はもとより、仮設住宅の人々の心も癒やされた。コンサート終了後も交流が続き、大震災1周年の追悼慰霊祭には子供達と「ただ愛のために」を合唱するまでになった。自動車会社のエンジニアとして働きながら学び、ソウル大学声楽科に入学。卒業後も兵役につき、紆余(うよ)曲折の末に歌手デビュー果たすなど、ドラマチックな人生を歩んでいるだけに、人に対する優しさにあふれている。

 その後同小学校はもとより、大船渡市立日頃市中学校、越喜来中学校、南嶺小学校、そして宮城県仙台市、福島県いわき市など被災地で数々のコンサートを開いている。この日は犠牲者に黙とうをささげた後に、大槌町出身で尺八とギターの大久保正人をゲストに「Amazing Grace」「10月のある素敵な日に」など7曲を歌い上げ、被災地に愛を届けた。翌12日には、岩手県の達増(たっそ)拓也知事と面談、感謝の言葉を述べられたが、今年は日韓国交正常化50周年。絆をさらに深くした。

[ 2015年3月13日 11:20 ]

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