たけし&所 NHKで初2ショット 日本の芸能史を語る!

[ 2015年3月8日 19:35 ]

ピコピコハンマーでポーズを取るビートたけし(左)と所ジョージ
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 タレントのビートたけし(68)と所ジョージ(60)がNHKBSプレミアム「たけしの『これがホントのニッポン芸能史』」(21日後7・30)で同局初の2ショットを披露する。8日、同局での番組収録後に行われた取材会に2人そろって登場した。

 たけしが所をサポートに迎え、秘蔵映像を交えながら独自の切り口で「日本の芸能史」を紹介していく番組。大スターや大ヒット曲が生まれた裏で、多くの芸人や歌手が売れずに消えていった…「彼らの存在なくして、芸能は語れない!」「今流行の芸風も彼らの芸があってこそようやくブレイクしたのだ!」というホントの芸能史をたけしの目線で切り取っていく。

 今回は「漫才師」を中心に芸人たちの知られざるエピソードなどを交えながら、独自解釈や貴重映像で「漫才」の歴史を紐解いていく。

 2人は他局で長年レギュラー番組を担当するなど、親交は深いが、同局で顔を合わせるのは初。たけしが「NHK以外だったらいつもいるんだけどね」と笑えば、所も「渋谷は近くて来やすいので」とさらりと受け、さすがのコンビネーションを見せた。

 そんな2人に進行役の同局の片山千恵子アナウンサー(30)は「ある意味、楠田(枝里子)さんの気持ちといいますか」と長年2人がタッグを組む日本テレビ「世界まる見え!テレビ特捜部」でかつて進行役を務めていたフリーアナウンサーの楠田枝里子(63)にたとえ、喜びを表現。「たけしさんにハリセンでぱちんとやられたのはNHKアナウンサーでは初めてなんじゃないかと」と歴史的な瞬間を思い出し、満面の笑みを浮かべた。

 そんな片山アナだったが、所からは「VTRをもらって、北野さんと2人で話したかった。そのほうが感動できたと思う」と厳しいジョークも飛び、たけしが「なんでそんなこと言うんだよ」とすかさずフォローを入れる一幕もあった。収録を終え、たけしは「NHKは歌には寛容だけど、お笑いに対しては縛りがきつい。今日だって、どこまでカットするのか。それでも、漫才のネタはかなり緩く流してたので勇気あるなと思った」と編集に期待していた。

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