「アド街」1000回SPで愛川欽也ラスト司会?“お別れ”はなし

[ 2015年3月7日 22:57 ]

「出没!アド街ック天国」の司会を降板する愛川欽也

 テレビ東京「出没!アド街ック天国」(土曜後9・00)が7日、1000回記念スペシャルを放送。司会を務める愛川欽也(80)はラスト司会になるとみられるが、お別れのあいさつはなかった。

 愛川は「僕わりと長い番組多いんですけど、皆さんもよく知っているなんとかワールド(なるほど!ザ・ワールド)って番組。あれ731回かな。だけどあんた1000回ってないよ」と1000回の重みを強調。「街ってのは建物じゃなく人なんだ」と20年間の放送で感じ取った見解を口にした。

 出演者の前に置かれたテーブルの縁には「アド街ック天国は20周年、そして放送1000回を迎えました。私たちはこれからもあなたの街に出没し街の魅力を紹介していきます。2000回を目指してがんばります。私たちの壮大な冒険を応援してください」と英語のメッセージが記されており、1000回にとどまらず2000回を目指す今後もアド街らしさを継続する決意が表れていた。

 同局は14日以降の数回分について、既にレギュラー出演者の峰竜太(63)が司会を代行して収録を終えたことを認めている。愛川については「バカンスを取っている。(降板など)決まったことはない」と説明しているが、関係者によると、1995年4月の放送開始から20年、放送1000回の節目を迎え、愛川自身が降板を希望。制作サイドが新たな司会者を検討しているという。

 愛川は95年4月15日にスタートした時から司会を務め、14年9月には「情報テレビ番組の最高齢現役司会者」としてギネス世界記録に認定された。

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2015年3月7日のニュース