NGKロケで映画風新喜劇 すっちー「乳首ドリル以外の吉田見て」

[ 2015年2月28日 10:00 ]

「吉本新喜劇×オワライカスタム」の1場面(左から)内場勝則、すっちー、佐藤太一郎、清水けんじ(C)関西テレビ

 吉本新喜劇55周年を記念し、新喜劇を映画風に撮影したショートムービーコメディー、関西テレビ「吉本新喜劇×オワライカスタム」が28日午後4時25分から関西ローカルで放送される。

 「漫才、コント、新喜劇などの人気定番ネタを映画風に撮ったら、どうなる?」というコンセプトの下、全く新しい映像を生み出してきた人気シリーズが深夜枠を飛び出し、土曜午後に初登場。今回は1本丸ごと、笑いの聖地、大阪・なんばグランド花月(NGK)でロケが行われた。

 「吉本新喜劇55周年記念公演」を夜に控えたNGK。掃除のおばちゃん・すち子(すっちー)、稽古に励む小藪座長(小藪千豊)率いる座員、準備に追われる支配人(内場勝則)副支配人(清水けんじ)らスタッフが慌ただしく行き来していた。

 そのドタバタの中、館内から時限爆弾が見つける。謎の脅迫状には「記念公演を中止しないと、NGKを爆破する。解除の方法はギャグ」。爆発を阻止しようと、怒涛のノンストップギャグ合戦が繰り広げられる…。

 主演を務めたすっちー(43)は「なかなかの長丁場で、きょうも終わったのが朝の5時という。いつも大変なんですけど、このシリーズは完成した映像を見ると『あ~頑張ってよかったな』と、いつも思えるんで」とクランクアップの感想。

 見どころには「ドリルすんのかいせんのかい」のギャグでおなじみの吉田裕(35)を挙げた。「アップで見るとすごく迫力のある前歯、彫刻刀で彫ったんじゃないかなというシワ、そして、それ開いてるんですか?っていう目、あとスチールウールのような髪質…。なかなかね、こんだけ見た目がおもしろい子もいないんで、ぜひ“乳首ドリル”以外の吉田裕の顔のおもしろさに気付いてください」とアピールした。

 <「オワライカスタム」シリーズ>
 ▼2013年8月「オワライカスタム~あの定番のネタを映画化!?~」 実際の食堂で映画風に撮影した新喜劇定番のやりとりのほか、千鳥、ジャルジャルのネタの映像化、兵動大樹の「すべらない話」の映像化などを放送。
 ▼14年1月「オワライカスタム2~あの定番のネタを映画化!?~」 実際の旅館で映画風に撮影した新喜劇を3週にわたって放送したほか、週替わりで笑い飯、モンスターエンジン、ダイアンのネタを映像化。
 ▼14年9月「ツキギメ!オワライカスタム3~あの定番のネタを映画化~」 5週連続放送。結婚式場を舞台にした新喜劇のほか、週ごとに千鳥、ダイアン、矢野・兵動、大木こだま・ひびき、友近らによるネタを映像化。

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2015年2月28日のニュース