ヘリウム事故の12歳アイドル 意識回復、退院のメド立つ

[ 2015年2月25日 08:43 ]

 テレビ朝日の吉田慎一社長は24日の定例会見で、BS朝日の番組収録中にヘリウムガスを吸って意識を失い入院した女性アイドルグループ「3B junior」のメンバー(12)について、意識が回復し退院のメドが立ったと明らかにした。

 4日に事故を公表した際には「意識は十分に戻っていない」としていたが、「意識は完全に回復した。一般病棟に移り、治療を続けている」と説明。「退院のメドも立ったと聞いている」と述べた。その上で、「深くおわび申し上げたい」と謝罪。治療の過程や後遺症の有無などについては「ご家族の意向も確認し、プライバシーに関わることなので」と明言しなかった。

 番組はバラエティー「3B juniorの星くず商事」(土曜深夜3・00)で、1月28日の収録で事故が発生。パーティーグッズのヘリウムガスを一気に吸ったことが原因とみられ、同局が社内に設置した検証委員会などで原因を究明する。番組は7日から放送を中止しており、今後については「未定」とした。

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2015年2月25日のニュース