8・6秒バズーカーは一発屋で終わらない!文枝太鼓判「将来性ある」

[ 2015年2月22日 07:45 ]

「日本女子博覧会」でコラボを果たした(左から)桂文枝、「8.6秒バズーカー」のはまやねん、田中シングル

 落語家の桂文枝(71)が、「ラッスンゴレライ」のリズムネタで大ブレーク中の「8・6秒バズーカー」(通称・ハチロク)の“応援団長”を買って出た。21日、大阪市内で開かれたイベントで初コラボ。「将来性めちゃくちゃある!新鮮味があり、時代をリードできてる」と単なる“一発屋”で終わる存在ではないとばかりにお笑いセンスに太鼓判を押した。

 芸歴差が半世紀近い2組がまさかのコラボを果たした。この日、大阪市住之江区のインテックス大阪で行われた「日本女子博覧会」。トップバッターで登場し大歓声を浴びたハチロクの舞台中に、文枝が赤シャツとサングラス姿で「ラッスンゴ~レライ!日本女子博説明してよ」と乱入。田中シングル(23)が「ちょっと待って、ちょっと待って師匠さん」と返すなど、スペシャルな共演で爆笑を誘った。

 文枝は1966年に桂小文枝さん(当時)に入門し、翌年にMBSラジオ「ヤングタウン」に出演。その半年後にブレークした自身の“スピード出世”と、結成10カ月で時の人となったハチロクの境遇を重ね、「僕も当時は“すぐに人気なくなる”とかいろんなこと言われた。少しでも長くこの世界にいられるよう、寝る間も惜しんで次から次へとネタを考えて」と激励。「力になれることは何でもしてあげたい」と強力なサポートを約束した。

 創作落語だけでなく、「いらっしゃ~い」「オヨヨ」などの数々のギャグも生んできた文枝は「ラッスンゴレライ」の流れを前日に“予習”し、共演直前にネタ合わせも行ったが「動きが意外と難しい。わざとリズムをずらす手拍子なんて高等技術」と称賛。「今回は習得しきれず心残り。完コピできるよう頑張って、次は落語を“ラッスンゴレライ”で」と再コラボにも意欲を燃やした。

 田中は「きょう初めてお会いして、初コラボ。展開が早すぎて…」と恐縮しきり。大先輩からネタへの太鼓判と助言をもらい、「寝ないでネタを考える!仕事パンパンに入ってて、今も寝てないんで」と誓った。はまやねん(23)も「必死で頑張っていこうと思う」と意気込んでいた。

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2015年2月22日のニュース