宝塚版ルパン三世「迫力あった」 モンキー・パンチ氏が太鼓判

[ 2015年2月20日 19:56 ]

宝塚雪組の「ルパン三世」が開幕。会見に出席した(左から)咲妃みゆ、早霧せいな、モンキー・パンチ氏、大野雄二氏

 宝塚歌劇団雪組公演ミュージカル「ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-」が20日、東京宝塚劇場で幕を開け、早霧せいな、咲妃みゆが会見を行った。

 同会見には原作者のモンキー・パンチ氏(77)、作曲家の大野雄二氏(73)も同席。両氏が見守る中で公演を行った早霧は「緊張感もありつつ、謙虚な気持ちでやりました」と緊張の面持ちで語った。

 モンキー・パンチ氏は「最初はどうなるのか見えなかった。ルパン三世が宝塚の美意識と合ったのかな?って」と戸惑ったが、「迫力があってこういう描き方もあるんだ、と勉強になりました」と宝塚版ルパンに太鼓判を押した。

 ルパンの役づくりについて早霧は「テレビシリーズの前半の方を見ました。やはり(ルパンを演じた)山田さん(故人)の声が印象深かったので、マネをするのではないですが、意識しました」と話した。「宝塚を見るなら雪組がいいなと思ってもらえるような作品を作りたい」と雪組トップとしての抱負も語った。

 同ミュージカルは東京宝塚劇場で20日から3月22日まで上演。

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2015年2月20日のニュース