TBS 先月放送「水トク!激闘大家族スペシャル」で不適切表現、謝罪

[ 2015年2月14日 11:59 ]

TBS

 TBSは1月28日放送の「水トク!激闘大家族スペシャル 17歳で産んだ我が娘が17歳でまさかの妊娠…」において、不適切な演出が2箇所あったことについて謝罪し、再発防止に努めることを番組ホームページで発表した。

 ホームページによると、「妊娠中の長女がバイクに乗って出かけ、母親からたしなめられるシーン」について、出産後に当時を思い出してながら撮影したものだった。その際、妊娠中であることを表すため、お腹にタオルなどを入れて撮影を行った。

 もう1点は「祖父が一家を連れてスーパーマーケットに行き、希望するままに食料品などを買い、一家を支援するというシーン」について、制作会社のスタッフが一家にお願いし撮影したもので、いつも使う店の撮影許可が下りなかったため、過去に行ったことのある別の店で撮影し、費用については番組側が負担した。

 本来はテロップ表記などで「再現」であることを明らかにすべきところを、これをせずに放送した。このことについて、11日の午後11時前に同局からのお知らせとして、不適切演出について説明し、番組ホームページに詳細を掲載していることを発表した。

 同局は「外部の制作会社に制作を委託したものですが、不適切な箇所をチェック出来ずに放送に至った責任を痛感しております。今後は二度とこうしたことが起きないよう、番組制作のチェック体制のあり方を見直し、再発防止に取り組んで参ります」としている。

 同じ日に放送されたバラエティー番組「水曜日のダウンタウン」でも、正月に売り出された「意外な福袋」として、東京都三鷹市の100円ショップの福袋を紹介。「安けりゃ何でも良いというわけでもなく」とのナレーション付きで、一つも売れなかったと放送した内容が事実に反していたとして番組の4日放送時に謝罪している。

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2015年2月14日のニュース