安藤姉妹 初同時受賞 臨月の姉・桃子「楽屋で出るんじゃないかと」

[ 2015年2月10日 19:41 ]

姉妹での授賞に笑顔を見せる安藤桃子(左)と安藤サクラ

 第69回毎日映画コンクール(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の表彰式が10日、ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた。

 安藤サクラ(28)は、姉の安藤桃子監督(32)の「0.5ミリ」で女優主演賞を獲得。桃子監督も脚本賞に輝き、初の姉妹同時受賞に「姉の作品で一緒に来られたことがとてもうれしい。私のことを一番近くでいろんな視点で観察してくれて、特に感謝している」と称えた。

 桃子監督も、「監督として失敗したら、妹の人生までもひっくり返してしまうのが怖かった。でも、最もリスペクトしている女優も妹。姉として本当にうれしい」と安どの表情。現在、臨月を迎えており、サクラによれば「いつ生まれてもおかしくない状況」だそうで、「楽屋で出るんじゃないかと思ったし、トロフィーもズシンときた」とおどけた。

 サクラも、「生まれてきたら、今日のことを話そうと思います」と笑顔。「生まれたらトロフィーを2本並べてあげたいね」と、伯母になるのが待ち遠しい様子だった。

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2015年2月10日のニュース