NMB梅田彩佳 念願ドロシー役に「“卒業”公演にならないよう頑張る」

[ 2015年2月9日 14:10 ]

ミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」の会見に臨み、歌唱を披露した梅田彩佳(右)

 NMB48の梅田彩佳(26)とAKB48の田野優花(17)がダブルキャストでヒロインを務めるミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」(3月7~22日、東京国際フォーラムほか)の会見が9日、都内の稽古場で行われた。

 演出家の宮本亜門氏(57)が2012年に手掛けた舞台の再演。前回は増田有華(23)がドロシー役に抜てきされ、そのオーディションでは最終選考で敗れた梅田は、「有華の舞台を見てキラキラしていた。私も見る側で楽しかったので絶対につかみ取りたかった。AKBの代表として舞台に立つことを自覚しなきゃとあらためて思いました」と3年ぶりのリベンジを誓った。

 増田は公演後の“お泊まり報道”でAKBの活動を辞退した経緯があるため、宮本氏は「前回は“卒業”になった人がいたので、梅田さんは今後も活動を続けて経験を伝えるように」と指導。これには梅田も苦笑いで、「どうコメントすればいいんですか。そうならないように頑張ります」と語るのが精いっぱいだった。

 一方の田野は、「こんな豪華な人たちと仕事をするのは初めてなので、とても光栄。もっともっと成長できるように頑張りたい」と抱負。「普段は個人に対しての指摘は少ないけれど、亜門さんはアドバイスや新しい考えをくださるので、毎日が刺激的です」と稽古を楽しんでいる様子だ。

 当初は1人に決めるはずだったという宮本は、梅田について「前回はドロシーの痛みや優しさが出ていて、今回はどうくるかと思ったが、歌も勉強してきていて上がっていた。この人のドロシーを見てみたいと思った。稽古で積み上げていきたい」と期待。田野に対しても「ダンス力が壮絶で、全身を使って室内の全部を動かすパワーとエネルギーがある。柔軟性もこの子は変わると思った」と高く評価していた。

 他に陣内孝則(56)、小柳ゆき(33)、エハラマサヒロ(32)らが共演する。

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