8・6秒バズーカー、史上最速“殿堂ライブ” 結成11カ月で単独NGK

[ 2015年2月6日 06:37 ]

NGKでの単独ライブが決まった「8・6秒バズーカー」の、はまやねん(左)と田中シングル

 意味不明なフレーズ「ラッスンゴレライ」のリズムネタで話題沸騰中のお笑いコンビ「8・6秒バズーカー」が、3月23日に大阪・なんばグランド花月(NGK)で初の単独ライブを開催することになり5日、同劇場で発表会見を開いた。

 結成11カ月で“笑いの殿堂”NGKで単独ライブを行うのは史上最速。先輩コンビ「アキナ」の1年9カ月、「キングコング」の2年6カ月を更新する。全858席の同劇場だけに、田中シングル(23)は「もし客席を埋められなかったら、ラッスンゴレライは封印します」と宣言。はまやねん(23)は「フェイスブックに友達500人いるのでいっぱい呼びます」と冗談めかして笑わせた。

 2人は中学生時代の同級生で、13年4月にNSC大阪に入学。昨年4月に活動開始したばかりだが、はまやねんの「ラッスンゴレライ」、田中の「ちょっと待って、ちょっと待ってお兄さん!」のフレーズが話題となり、動画投稿サイト「ユーチューブ」の再生回数はすでに1000万回を突破。今年に入ってからテレビ収録などが1日10本以上舞い込む多忙ぶり。はまやねんは「睡眠は1日2~3時間」、田中も「衣装がしわくちゃです」とうれしい悲鳴だ。

 そんな2人に、会見で司会を務めた藤崎マーケットが、同じリズムネタ「ラララライ体操」で一世を風靡(ふうび)した先輩として“一発屋回避の心得”を伝授。トキ(30)は、最高月収320万円からブーム終了後には6万円まで落ち込んだとあって、「リズムネタはやめろ。体がボロボロになる。オレらは失敗したんや」と忠告。田中は「まだ家賃(4万円)が払えるくらいのギャラ。これから収入が増えるという楽しみな部分があるけど、半年後が怖い」と震え上がっていた。

 ☆8.6秒バズーカー NSC大阪36期生のコンビ。14年4月結成。若手の劇場「よしもと漫才劇場」などに出演中。

 ◆はまやねん(本名浜根亮太、はまね・りょうた)1991年3月10日、大阪府吹田市出身。大阪成蹊大卒。特技野球。1メートル70、80キロ。血液型A。

 ◆田中 シングル(本名田中真、たなか・しん)1991年2月26日、大阪府吹田市出身。大阪国際大卒。特技ギター。1メートル73、57キロ。血液型B。

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