城島茂 3年ぶりドラマはカバの飼育員役「動物園は熱いぞ!」

[ 2015年2月5日 05:30 ]

TOKIOの城島茂と“共演”を果たしたカバ

 TOKIOの城島茂(44)が、北海道旭川市の旭山動物園を舞台にしたフジテレビのスペシャルドラマ「新・奇跡の動物園~旭山動物園物語2015 命のバトン~」(今春放送予定)に、カバの飼育員役で出演する。

 実在のカバ飼育員がモデル。ドラマは約3年ぶりで、撮影ではカバと至近距離での“共演”を経験。好きな動物を聞かれると、衣装の内ポケットからカバのフィギュアを取り出して「カバです!!」と即答するほど、愛着が湧いている様子だ。

 ドラマは山口智充(45)主演で、飼育員が理想の動物園を実現させる姿を描く人気シリーズ第5弾。今回は高齢のカバと、新しく入園してくるカバの飼育を通して園内の「命のバトン」を描く。

 城島が演じるのは、小学校の用務員から動物園に異動してくる男性役。人前に立つことも動物も苦手だったが、高齢カバの飼育を担当することになり、先輩や動物たちからさまざまなことを教わりながら成長していく。

 旭山動物園でのロケには1月中旬に参加。言葉が通じないカバとの“共演”には苦労もあったようで、「おから玉と呼ばれるエサを、口元に近づけても食べないというシーンがあるんですけど、おいしそうに食べてしまう」という裏話も。「なので撮影を止めて普通にエサをあげたりしてスキンシップをとってました」と話した。

 撮影を通し、「気温は低くて寒いですけど、動物園は熱いぞ!って感じています」と笑顔。「このドラマを見ていただいた後、お近くの動物園にぜひ足を運んで、また違った視点で楽しんでいただけるきっかけになれば」とアピールしている。共演は戸田恵梨香(26)小出恵介(30)ら。

 ≪06年からシリーズ≫旭山動物園は90年代に廃園の危機に陥りながら、生態を間近で見ることができる「行動展示」を採用し、全国区の人気を誇る動物園となり、映像作品も多い。再生物語を描いたドラマシリーズは06年に第1弾を放送。09年には西田敏行(67)主演の映画「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」も公開されている。

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2015年2月5日のニュース