新垣隆氏が語るドラマ「ゴースト…」自身が「非常に見覚えのあること」

[ 2015年2月3日 10:00 ]

フジテレビ「ゴーストライター」公式サイトで感想を語る新垣隆氏

 佐村河内守氏(51)の代作をしていた作曲家の新垣隆氏(44)がフジテレビの連続ドラマ「ゴーストライター」(火曜後9・00)公式サイト動画で感想を語っている。

 毎回放送後に更新されるが、前回の第3話は、いよいよゴーストライターが“誕生”した大事な回で新垣氏は登場人物の気持ちが特に理解できたという。

 人気小説家遠野リサ(中谷美紀)の名前で、由樹(水川あさみ)が書いた作品が初めて雑誌に掲載されることになり、由樹のゴーストライター化が決定的となった。新垣氏は「非常に思い当たるところがありました。痛みに近い感じを自分の場合も覚えた。ズキンとくるんですよね」と語り「非常に多くの方に音楽を届けられることはうれしかったけれど、自分がやっていることが良いことなのか悪いことなのか。自分の体験と照らし合わせて複雑な気持ちになるシーンが出てくる第3話でした」と感想を述べた。

 新垣氏は今感じていることについて「いまだに自分が感想を述べているということ自体が信じられない。ここ(取材現場)にいるとそわそわして。帰ってからもあれは本当だったのだろうかと考える」と思いを吐露した。

 3日放送の第4話はリサとゴーストライターの由樹との力関係が逆転することを予想させるようなシーンの連続。リサが土下座して由樹に「原稿をください」と懇願するシーン予告映像として流れるやいなや、大反響を呼んでいる。第4話を見た新垣氏の口から出てきたのは「共犯者でありこれは続けるしかない、といったリサのセリフが出てきましたが、もうそこから逃れることはできない、ということは非常に見覚えのあること」と自身の経験を思い起こしたという。

 この動画は3日に公開される。

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