「深夜食堂」マスター・小林薫の苦い料理の思い出とは…

[ 2015年1月31日 12:30 ]

映画「深夜食堂」の初日舞台挨拶で豆まきする小林薫(左)ら

 俳優・小林薫(63)が31日、主演映画「深夜食堂」(監督松岡錠司)が封切られた東京・丸の内TOEIで初日舞台あいさつを行った。

 2009年にTBS系の深夜ドラマとしてスタートし、3本のシリーズを経ての待望の映画化。足かけ6年にわたり食堂のマスターを演じてきた小林は、「やるべきことはやってきた。たくさんのお客さんに来ていただき、ありがたい」と満場の客席に感謝した。

 映画にはさまざまな料理が登場しストーリーをつなぐポイントとなるため、思い出の料理を聞かれると「五色納豆に凝っていた時期がある」と説明。納豆にモロヘイヤやオクラなどを混ぜたものだそうだが、「北海道の知り合いの牧場の人に頼んだことがあって、その人は納豆が苦手なんだけれど、五色納豆なら食べられると言ってくれた。でも、奥さんが“あなたは小林さんの納豆だったら食べるのね”と言って、しばらくたって離婚してしまった。あんまり思い出じゃなかったね」と話し、会場の笑いを誘っていた。

 舞台あいさつには、ドラマからのレギュラーのオダギリジョー(38)をはじめ映画版ゲストの高岡早紀(42)、多部未華子(26)らが登壇。節分が近いため、全員が「鬼は外、福はめし」の掛け声で豆まきを行い、ヒットを願った。

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