安藤サクラ 2作の迫真演技で受賞「素敵なミラクル」

[ 2015年1月23日 05:30 ]

「0・5ミリ」と「百円の恋」とプリントされたTシャツを着て喜ぶ安藤サクラ

第57回ブルーリボン賞

 昨年暮れに相次いで封切られた「0・5ミリ」と「百円の恋」の迫真演技で安藤サクラが2年ぶり2度目の主演女優賞に輝いた。

 「2015年のことを考えずに取り組んだ2作。劇場に見に来てくださった人の力をあらためて感じますし、私にとっても特別な年になりました。素敵なミラクルです」と殊勝に語った。

 押しかけヘルパーに扮した「0・5ミリ」は姉の桃子監督とタッグ。「姉じゃなければ映せない私が映っていた」と感謝し、ボクシングで人生のやり直しを誓う「百円の恋」では「肉体の使い過ぎで、死ぬのかな?と思ったこともあった」と過酷な撮影を振り返った。

 「20代も最後の方に来て、本当に20代でしかできない作品に出合えたのは幸せでした」と語るサクラ。またまた日本映画界に強烈なパンチを打ち込んでくれた。

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2015年1月23日のニュース