渡部篤郎 探られたくない過去を聞かれ「しょうもない質問を…」

[ 2015年1月15日 16:55 ]

舞台あいさつに立った(左から)板谷由夏、時任三郎、渡部篤郎、前田敦子、橋爪功

 俳優の渡部篤郎(46)が主演するWOWOW「連続ドラマW翳りゆく夏」(18日スタート、後10・00)の特別試写会が15日に都内で行われ、渡部をはじめ、時任三郎(56)、橋爪功(73)、前田敦子(23)、板谷由夏(39)橋爪功(73)ら出演者が舞台あいさつに立った。

 「江戸川乱歩賞」受賞の赤井三尋氏の同名推理小説のドラマ化。渡部は20年前に起きた新生児誘拐事件の真相を探る主人公の新聞記者を演じる。「たくさんのエンターテイメントが詰まっている作品」とPRした渡部。波田野貴文監督(41)とは16年ぶりのタッグだが、波田野監督は「渡部さんはすごくせっかちで、現場を巻いてくるので慌てて撮らないといけないので…」と愚痴をポロリ。これには渡部から「そんなこと今言わなくていい」とすかさずツッコミ。24年ぶりの共演となる時任からも「現場に入るなり、ハイ、本番行こう!って声をかけていたので、コミュニケーションのよく取れた素敵な現場だった」と補足が入り、笑いが起こった。

 20年前の事件を追うドラマの設定にちなみ、「20年前の探られたくない秘密を教えてください」とのMCからの質問に、思わず「しょうもない質問を…」と本音をもらした渡部。ちょっと考えながらつつ「子供が二十歳になったので(20年前は)いい思い出しかない。探られたくない思い出なんてないです」と答えを絞り出していた。

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2015年1月15日のニュース