サザン桑田 年越しライブパフォ&演出謝罪「不快な思いをされた方も」

[ 2015年1月15日 18:25 ]

「サザンオールスターズ」の桑田佳祐

 事務所によると、桑田さんは昨年秋に受章した紫綬褒章を

 昨年12月末に横浜アリーナで行った年越しライブのパフォーマンスが一部から批判を受けた「サザンオールスターズ」の桑田佳祐(58)と所属事務所が15日、謝罪文を出した。

 桑田が昨年11月に受章した紫綬褒章をライブ中に披露したが、その際にポケットから取り出し、観客に対してオークションに掛けるようなパフォーマンスをした。NHK紅白歌合戦に出演した時の桑田さんの付けひげにも触れネット上では、紅白歌合戦でのパフォーマンスについても「ヒトラーのまね」などと批判する声が上がるなど、波紋が広がっていた。

 桑田と所属事務所のコメント全文は以下の通り。

<サザンオールスターズ年越しライブ2014に関するお詫び>

 いつもサザンオールスターズを応援いただき、誠にありがとうございます。
この度、2014年12月に横浜アリーナにて行われた、サザンオールスターズ年越しライブ2014「ひつじだよ!全員集合!」の一部内容について、お詫びとご説明を申し上げます。

 このライブに関しましては、メンバー、スタッフ一同一丸となって、お客様に満足していただける最高のエンタテインメントを作り上げるべく、全力を尽くしてまいりました。そして、その中に、世の中に起きている様々な問題を憂慮し、平和を願う純粋な気持ちを込めました。また昨年秋、桑田佳祐が、紫綬褒章を賜るという栄誉に浴することができましたことから、ファンの方々に多数お集まりいただけるライブの場をお借りして、紫綬褒章をお披露目させていただき、いつも応援して下さっている皆様への感謝の気持ちをお伝えする場面も作らせていただきました。その際、感謝の表現方法に充分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があった為、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省すると共に、ここに謹んでお詫び申し上げます。

 また、紅白歌合戦に出演させて頂いた折のつけ髭は、お客様に楽しんで頂ければという意図であり、他意は全くございません。

 また、一昨年のライブで演出の為に使用されたデモなどのニュース映像の内容は、緊張が高まる世界の現状を憂い、平和を希望する意図で使用したものです。

 以上、ライブの内容に関しまして、特定の団体や思想等に賛同、反対、あるいは貶めるなどといった意図は全くございません。

 毎回、最高のライブを作るよう全力を尽くしておりますが、時として内容や運営に不備もあるかと思います。すべてのお客様にご満足いただき、楽しんでいただけるエンタテインメントを目指して、今後もメンバー、スタッフ一同、たゆまぬ努力をして参る所存です。今後ともサザンオールスターズを何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社アミューズ
桑田佳祐(サザンオールスターズ)

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2015年1月15日のニュース