堤幸彦監督 元宝塚トップの真飛聖に「コントやりませんか?」

[ 2015年1月12日 16:29 ]

フォトセッションに応じる(左から)堤幸彦監督、戸次重幸、ミムラ、勝村政信、真飛聖

 女優ミムラ(30)が主演する舞台「スタンド・バイ・ユー~家庭内再婚~」が東京・シアタークリエで12日夜に開幕する(27日まで)。ミムラら出演者が公開ゲネプロを終え、ミムラをはじめ、戸次重幸(41)、真飛聖(38)、勝村政信(51)らが報道陣の取材に応じた。

 フジテレビ「最後から二番目の恋」などを手掛けた岡田惠和氏(55)が脚本を、「トリック」「SPEC」シリーズなどで知られる堤幸彦監督(59)が演出をそれぞれ手がける、夫婦2組のバトルを描くコメディー。舞台初挑戦のミムラは“草食系”の妻を演じる。

 「夫婦という関係性の不思議の一端を紐解いた作品。夫婦の形もいろいろあるけど、それぞれでいいんだよというメッセージが込められている」とPR。夫の戸次は「見栄を張る、虚勢を張る、中身すっからかん。自分と共通点の多い役で何の役づくりもない」と笑い飛ばした。

 真飛は夫役の勝村が「真飛さんにいじめられていじめられて…」と話すほど、強烈な肉食女子を演じる。「肉食女子のマックスです。あそこまでいってしまうと、行き過ぎてる部分もある。思っていることをすぐ行動なり、顔なり、言葉に出してしまうような役」と苦笑。自身との共通点を聞かれ、「全て役づくりです。そう言っておかないとね…」と笑った。

 元宝塚トップとは思えない、凄まじいコメディエンヌぶりを発揮する真飛を堤監督も「真飛さんはすごい、さすが!」と絶賛。「キレイなのにものすごい役どころ。笑いの中心のほうにお呼びしたい。それぐらい間というか、きっかけという…コントやりませんか?」とコメディーへの勧誘をしていた。

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