「細く長い」交渉実った明菜出演 ナゼ代表曲ではなく新曲?

[ 2014年12月29日 17:12 ]

12年ぶりに紅白に出演することが決まった中森明菜。写真は最後に公の場に姿を見せた10年7月

「第65回NHK紅白歌合戦」リハーサル初日 

 28日に出演が発表された中森明菜(49)について、NHKの三溝敬志エンターテインメント番組部長は長年にわたり出演交渉を続けていたことを明かした。

 NHKの歌番組「SONGS」を通じて明菜と仕事をしたことがある三溝部長は、明菜が2010年に体調不良を理由に活動休止してからも関係者を通じて連絡は取り続けていたという。紅白に限らず同局で復帰する交渉を「細く長く」続けてきた中で、今年に入り明菜の体調がかなり回復したという情報を入手。三溝部長が今年6月、現在の役職に異動となり、8月頃から紅白出場を視野に入れた交渉を本格的に開始したと説明した。
 
 現在の体調は「万全かどうかはわからないが、かなり回復している聞いている」。レコーディング先の米国から生中継で新曲を披露するという演出方法については、「どうすれば出られるのか協議した結果」と現状取れる選択肢として最善の努力をしたことを強調した。

 「視聴者は新曲より代表曲を聞きたいのでは?」と問われると、「NHKホールで歌うならばそうなると思うが、今回はレコーディング中のアルバムから歌うのが今一番思いを込められるということで」と経緯を説明した。

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2014年12月29日のニュース