年間TV出演本数 国分逆転初V 設楽3連覇ならず 坂上躍進

[ 2014年12月16日 10:30 ]

「タレント番組出演本数ランキング」で3連覇を逃した「バナナマン」の設楽統(左)と初のトップテン入りを果たした坂上忍

 メディアの調査・分析を行うニホンモニターが16日、2014年タレント番組出演本数ランキングを発表。「TOKIO」の国分太一(40)が653本で初の1位に輝いた。今年7月に発表された上半期ランキング2位から逆転し、年間王者を奪った。連覇中だった「バナナマン」の設楽統(41)は616本で2位。上半期首位から陥落し、3連覇はならなかった。坂上忍(47)が昨年140本(トップ20圏外)から416本とし、10位と大ブレーク。女性は385本で「オアシズ」の大久保佳代子(43)が初の年間女王の座に就いた。

 2014年1~11月のテレビ番組出演者データを基に、同社がランキングをまとめた。単独出演本数とグループ出演本数を合計した。

 国分は昨年10位(435本)からゴボウ抜き。今年3月31日にスタートしたTBS「いっぷく!」(月~金曜前8・00)のメーンMCを務め、大きく飛躍した。フジテレビ「国分太一のおさんぽジャパン」(月~金曜前11・25)も本数を増やす要因になった。上半期は17本差で2位だったが、終わってみれば37本差をつけての年間1位だった。

 3連覇を狙った設楽はフジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)のMCを務めるなど、12年の611本、13年の615本と変わらぬ616本だったが、国分の猛追に逆転を許した。

 3位・有吉弘行(40=516本、昨年3位)4位・加藤浩次(45=492本、昨年8位)5位・春日俊彰(35=439本、昨年5位)6位・若林正恭(36=437本、昨年4位)7位・後藤輝基(40=434番組、昨年11位)8位・テリー伊藤(64=425番組、昨年7位)9位・羽鳥慎一(43=420番組、昨年12位)と常連組が順当に名前を連ねる中、坂上忍が10位に大躍進。初のトップテン入りを果たした。フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)の月曜MCを務めるなど、昨年から276本増となった。

 女性1位は大久保佳代子。10~12年トップテン圏外、13年4位から、ついにクイーンの座を射止めた。昨年の女性トップテン圏外から上位に食い込んだのは6位・夏目三久(30=306本)8位・指原莉乃(22=288本)9位・西川史子(43=283本)10位・SHELLY(30=280本)。

 国分は土曜編集長を務めるフジテレビ「すぽると!」(土曜深夜0・15)を年内卒業。2015年も激しい争いが予想される。

 【テレビ番組出演本数1位】(ニホンモニター調べ)
 2010年=オードリー(507本)
 2011年=有吉弘行(499本)
 2012年=設楽統(611本)
 2013年=設楽統(615本)
 2014年=国分太一(653本)

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