女チェッカーズ2月デビュー!久留米出身7人組、フミヤ&尚之作品で

[ 2014年12月13日 06:45 ]

来年2月にデビューするガールズバンド「KANIKAPILA」

 「女性版チェッカーズ」がデビューする。「KANIKAPILA(カニカピラ)」という名のガールズバンド。1980年代から90年代にかけて活躍したバンド「チェッカーズ」と同じように福岡県久留米市で結成された7人組だ。

 来年2月25日発売のデビュー曲「イッちゃえ!I LOVE YOU!」は元チェッカーズの藤井フミヤ(52)が作詞、藤井尚之(49)が作曲した。

 メンバーは平均年齢15歳の女子中高生。ギターのLEONA(16)、ベースのKANA(15)、キーボードのNATSUKO(15)、パーカッションのAOI(15)、ギターのMIZUHO(14)、ウクレレ&ギターのYOSHIKA(16)、ドラムのPIPPI(14)の7人だ。

 親同士がつくった地元のハワイアン音楽サークルで知り合い、バンドを結成。バンド名はハワイ語で「音楽を奏でる」の意味。昨年12月に都内で行われた、人気ガールズバンド「SCANDAL」のコピーバンドコンテストで優勝し、実力派として注目された。

 同じ久留米市出身ということでデビュー曲の作詞・作曲を藤井兄弟に依頼。快諾を得て、カップリングで収録される2曲も2人の作品となった。

 デビュー曲は明るく元気なポップスで、7人は「カニカピラの全てが表現されている」(AOI)とノリノリ。郷土の大先輩・チェッカーズは一世を風靡(ふうび)した人気バンドだが、自分たちも「ガールズバンドといえばカニカピラ!と言ってもらえるようになりたい」(NATSUKO)と意気込んでいる。

 ▽チェッカーズ 1980年に久留米市で結成。メンバーは藤井郁弥(当時)、武内享、高杢禎彦、大土井裕二、鶴久政治、藤井尚之、故徳永善也さんの7人。83年に「ギザギザハートの子守唄」でデビュー。84年に「涙のリクエスト」などをヒットさせ、そのファッションの魅力とともに社会現象化。85年には「ジュリアに傷心」がオリコンの年間チャート1位に。92年に解散。

続きを表示

2014年12月13日のニュース