「孤独のグルメ」台湾でドラマ化 大ヒットの“夜食テロ”

[ 2014年11月30日 07:35 ]

12月17日発売の「孤独のグルメSeason4」DVDのジャケット

 スポニチ本紙で異色のグルメ連載「全国ジャケ食いグルメ図鑑」を執筆中の久住昌之さん(56)原作の人気漫画「孤独のグルメ」が、台湾でドラマ化されることになった。

 「孤独のグルメ」は久住さん原作、谷口ジローさん(67)作画で1994年に連載開始。これまでにフランス、イタリア、スペイン、ブラジルなど世界6カ国で出版され、来年1月から台湾でも発売予定。テレビ東京の深夜枠で2012年に松重豊(51)主演で始まったドラマは、深夜には禁断の“メシもの”作品であるため「夜食テロ」と呼ばれ、今夏の最新シリーズもヒットした。

 台湾版ドラマも、中年男がひとりでメシを食っているだけの世界観を踏襲するとみられる。映像化契約を既に済ませていることから、現地の俳優を起用して来年中に制作することになりそうだ。

 日本国内では、今夏の最新作「孤独のグルメSeason4」のDVDが来月17日に発売されることが決定。これに先駆け、ドラマのサントラ盤が同13日に地底レコードから発売される。

 収録される劇伴(ドラマの劇中音楽)36曲は全て、ミュージシャンでもある久住さんが率いるバンド「スクリーントーンズ」の作品。発売日には東京・青山CAYで記念ライブを開催する。ドラマで紹介された「わさび丼」などの食事も出てくるようで、久住さんは「僕は漫画家としてデビューする前に、小劇団の劇伴をやっていたのが原点。特に今回は名曲ぞ ろい。全てJASRACに登録しな いフリー楽曲なので、みんなで自由 に使ってほしい」と話している。

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