泉谷しげる 健さんと役競う?あの名作オーディション受けていた

[ 2014年11月20日 11:33 ]

高倉健さんとの思い出をつづった泉谷しげる

 歌手の泉谷しげる(66)が20日、自身のブログで10日に死去した高倉健さんとかつて役を競ったことがあったと明かした。

 泉谷は「高倉健さんの突然の訃報に多くの人らと同じようオイラも思わず『えぇー!』と叫んでた!暫く茫然となってた…かも」とつづり、「思い出はある」と続けた。

 それが89年公開のハリウッド大作「ブラック・レイン」で、泉谷は「その前年、オイラは此の映画のオーディションを受けてたンだよ。大好きな『エイリアン』『ブレードランナー』の監督リドリー・スコットに会ってみたかったし。役はアメリカ刑事とタッグを組む日本側の刑事」という。

 「結局オーディションに落ちたが、後にアノ役は高倉健さんに決まったと聞いて本当にビックリした!つまりオイラは高倉健さんと役を競いあったワケ?恐れ多いワイ!落ちてヨカッタよ~!」とホッとしたようなコメント。もっとも、「88~89年はバンド『LOSER』の結成やらライブツアーもあったし初めから1年近くの撮影拘束は無理だったのさ」と、落ちるのを覚悟してのオーディションだったようだ。

 同作は、リドリー・スコット監督によるクライムアクション。マイケル・ダグラスが主演で、1989年に死去した俳優松田優作さんの最後の映画でもある。

 その後、泉谷は1度だけ知人の紹介で高倉さんに会ったというが「たいした話しも出来ず挨拶ていどだったが印象として、スターにありがちな取り巻きは一人も居ず大スターの貫禄を押し付けることなく、ひとりコーヒー(だけ)だった。格好いい人は一人で居るときこそ格好いい~のだな!」としみじみ。「ヒトに迷惑かけてはならないの気持ちからか、静かに世を去るとは…やはり漢なのだ。でも時代を創った大スターの死去は多くにとって相当に悲しいと思う 哀悼」と偲んでいた。

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