テリー 健さんとの交流明かす「二度とああいうスターは現われない」

[ 2014年11月19日 16:01 ]

高倉健さんとの交流について語り、目を潤ませるテリー伊藤

 演出家でタレントのテリー伊藤(64)が19日、都内で行われた「JU あのひと of the Year 2014」授賞式&トークショーに出席。10日に亡くなった俳優、高倉健さんとの交流を明かし、目を潤ませた。

 学生の頃から高倉さんのファンだったというテリーは「大好きな僕の青春。手紙を書いて読んでもらったこともある。深夜に映画を見て、『高倉健って何であんなにカッコイイんだろう』って語り合ったこともある」としみじみ。ファンとして新聞のコラムに「CMもいいんですけど、映画にでてくれませんか?」と書いたことがあり、それを読んだ高倉さんから手紙をもらったといい、「突然手紙をもらって、『記事読みました、ありがとう、映画に出るように頑張ります』って書いてあって、びっくりして、その後電話をしたんです」。

 その後、偶然4回ほど会ったというテリー。「代官山の洋服屋さんで偶然お会いして、向こうからあいさつをしてくださって、洋服の話をしました。その後も品川のホテルの本屋で会った時は車談義もした。最後はエレベーターの中だった。ものすごく格好良かった」という。昨年には「健さんが新しい革ジャンを作るらしいって聞いた。80過ぎて革ジャン作るなんて、そんな人います?かっこいいですよね」と続けた。「寂しいですね。僕らは足元にも及ばないけど、目標にしたい、大好きな方。二度とああいうスターは現れないと思う」と故人を偲んだ。

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