健さん、生前に墓地準備 鎌倉と福岡に分骨か、墓石に「小田健史」

[ 2014年11月19日 09:05 ]

高倉健さんの両親と兄が眠る福岡県中間市の墓

高倉健さん死去

 健さんは生前、2カ所の墓地を準備していたとみられる。1カ所は神奈川の鎌倉霊園にあり、墓地には先祖の墓と水子地蔵が立っている。先祖の墓石の側面には「昭和四十七年」「小田健史」などと刻まれており、関係者は「本名は小田剛一ですが、長男でもないのに“一”ははばかられると芸名にちなんだ“健史”にしたそうです」と説明。水子地蔵は、江利チエミさんとの間にできたが、流産した子供のものとみられる。墓地の中央が空いており、ここに自身の墓を建てる意向だったという。

 もう1カ所は生まれ故郷の福岡県中間市にある小松山正覚寺。ここには両親と兄の墓があり、関係者は「両親の墓から少し離れた場所に墓地を購入したと聞きました。九州男児を誇りにしていた健さんらしいと思いました」と説明。「2つの墓に分骨して納められるのではないでしょうか」と話している。同寺の関係者は「墓地の購入者などについて明かすことはできません」としている。

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2014年11月19日のニュース