本上まなみ 移住した京都を満喫「娘が京都弁しゃべるようになった」

[ 2014年11月6日 12:12 ]

ショートムービー「もうひとつの京都」の完成会見に出席した葉加瀬太郎と本上まなみ

 バイオリニストの葉加瀬太郎(46)と女優の本上まなみ(39)が6日、都内で行われた京都府製作のショートムービー「もうひとつの京都」の完成会見に出席した。府が世界遺産に指定されている京都市の寺社・仏閣だけでなく、府全域をアピールし観光客誘致を図る目的で、この日からYouTubeなどで配信。葉加瀬がテーマ曲を作曲、京都在住の本上が出演した。

 葉加瀬は「お茶の京都」「森の京都」「海の京都」と3部構成の映像をイメージした組曲を作曲。母方の実家が大原にあり、京都の高校に通っていたため「オーダーが明確で、自分の中でストーリーが見えてきたので大変作りやすかった。近年まれに見る“安産”だった。末長く愛せる曲が書けた」と自信のほどを語った。

 昨年4月に長女の小学校入学を機に家族で京都に移り住んだという本上は、「一度東京を離れようという話はしていて、タイミングを図っていた。自然の流れでしたけれど、京都は風土や歴史に包み込まれるような温かさがありますね」と説明。生活にもすっかり慣れた様子で「娘も京都弁をしゃべるようになり、吸収するものがたくさんあるようです。夫も私も関西出身なので、実家の母や親せきにいろいろな面で助けられながら仕事と育児の両立ができています」と笑顔で話した。

 撮影で初めて訪れた場所も多く、「いろいろな景色や、地域によって食べ物が違って、京都って広いなとあらためて思いました。特に天に伸びていくような宇治の茶畑は美しく、心が洗われました」と感慨深げ。ただ、葉加瀬の組曲を聴いてから撮影に臨んでおり「葉加瀬さんはこもって曲を作られているのに、私があちこち行っておいしいものを食べているので申し訳ない気持ちになった」と恐縮した。

 葉加瀬は笑顔で受け止めつつ、「母が今でも京都に住んでいるので、喜んでくれると思う。少し親孝行ができたかな。コンサートでも演奏しましょう」と宣言。曲のタイトルは「もうひとつの京都」のホームページなどで一般公募することになっており、「20何年もやっているからアイデアが枯渇している。自分でつけなくていいのは楽。とてもありがたい」とご機嫌だった。

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