映画「近キョリ恋愛」ヒロイン小松菜奈 素顔は本物の“肉食女子”

[ 2014年10月23日 09:30 ]

インタビューで素顔を明かした小松菜奈

 公開中の映画「近キョリ恋愛」でヒロインを務める小松菜奈(18)がこのほど、大阪市内でスポニチ本紙取材に応じ“肉食女子”の素顔を明かした。

 破滅的な魔性の高校生役で鮮烈な長編映画デビューを果たした「渇き。」(6月公開)とは対照的な役柄を演じ、早くもカメレオン女優の片りんを見せる。「同じ女子高生でも性格が真逆。振り幅の大きさに最初はパニクった」といい、繊細で感情表現が苦手な役柄のため「笑っても驚いてもNG。無表情を貫くのは大変でした」と苦笑い。自身は「人見知りのせいでクールに見られるけど、心開いた人にはず~っとしゃべってます」。

 少女漫画が原作で、“ツンデレ男子”“壁ドン”など女性には胸キュン要素がめじろ押し。演じても「教卓に隠れて先生とキス、とか驚きますよね。ドキドキした」と笑う。「私なら優しく頭ポンポンより、後ろから羽交い締めされてバシバシッてされる方がいいかな。真面目な空気は緊張しちゃうので」と、少し手荒な扱いがお好みだ。

 山梨県内で育ち、庭師の母の影響で生花店主が夢だった。小学6年の時に母と原宿で買い物中にスカウトされ芸能界に。モデルらしいスリムな体形だが肉食派。「スタッフとおいしい店を探して遠征する肉会を開いてます。“にく”って書いた肉会Tシャツも作る予定」と笑顔。来年公開の出演映画も控える売れっ子のスタミナ源となっている。

 ◆小松 菜奈(こまつ・なな)1996年(平8)2月16日、東京都出身の18歳。08年からモデルとして活動。15年には映画「バクマン。」が公開予定。

 ◇「近キョリ恋愛」 無表情でクールな枢木(くるるぎ)ゆに(小松)は学年No・1の成績だが英語が苦手。補習授業を機にイケメン新任英語教師・櫻井ハルカ(山下智久)が気になり始め、そのツンデレぶりに冷静なゆにが翻ろうされ…。公開初週から2週連続で週末興行ランキング1位。熊澤尚人監督。

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2014年10月23日のニュース