岩下志麻 医療ドラマ初挑戦!メル友・米倉と対決「さすが極妻」

[ 2014年10月23日 11:00 ]

「ドクターX」で医療ドラマに初挑戦、珍しいメガネ姿も披露する岩下志麻(中央)は米倉涼子(右)と火花を散らす(C)テレビ朝日

 女優の岩下志麻(73)が23日放送のテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)第3話にゲスト出演。伝説の看護師役で、医療ドラマに初挑戦する。珍しいメガネ姿も披露。主演の米倉涼子(39)とはプライベートでメル友だが、今回は初の対立関係を演じる。

 孤高のフリーランス外科医・大門未知子(米倉)が、金と欲にまみれた病院組織にメスを入れる人気作の第3弾。今回は日本医学界の頂点に立つ「国立高度医療センター」を舞台に、未知子が東西を代表する大学病院の覇権争いに巻き込まれる。

 「長い女優人生を振り返っても、私は女医も看護師も演じた記憶がないんですよ」という岩下が扮するのは「日本看護師連合会」の会長・三原雅恵。厳格な雅恵には、未知子の露出の多い服装や揺るぎない自信は目に余る。さらに、重度の子宮頸がんを患った愛すべき孫娘・奈々子(森田彩華)のオペに際し、未知子が提案した「骨盤内臓全摘術」は非情極まりないものだった。あらゆる点で2人は相容れず、火花を散らす。

 初対決のシーンは、雅恵が容赦なくステッキで未知子の露出した腕や脚を叩くと、未知子もひるむことなく「痛いんですけど」と応戦。「すぐに着替えなさい」とニラミを利かす雅恵に、未知子は「いたしません」。2人は一歩たりとも引かず、現場の空気はピーンと張り詰めた。

 米倉は「初対決のシーンで岩下さんを目の前にした時は、その貫録と気迫に思わず『さすが“極妻”(『極道の妻たち』)と、心の中で叫んじゃいました。人としてのオーラと存在感がすごくおありになる方だなと再確認しました」と振り返る。

 岩下が「仲良くない役だから、現場で撮影合間もベタベタしないわよ」と提案。「岩下さんのおかげで、私も未知子として遠慮なくぶつかっていくことができました」と大先輩の胸を借りた。

 岩下は「徹底的にキャラクターを立たせなければならないと思い、今回は私の方から“ある1シーン”を除き、メガネをかけ続けることを提案させていただきました。実は、劇中でこれほどメガネをかけることも今回が初めてなんですよ。ですから、今からドラマを見た知人たちの反応が楽しみです」と笑顔で話している。

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