実は巨人ファン?空気読んだ役所広司「ここは…阪神でしょう」

[ 2014年10月20日 09:34 ]

三船敏郎賞を受賞し笑顔の役所広司(中央)。左は野上照代さん、右は三船史郎

 吉本興業が全面協力して16日から開催されてきた京都国際映画祭が19日で閉幕。「世界のミフネ」こと故三船敏郎さんの名を冠した初の映画賞「三船敏郎賞」に役所広司(58)が輝いた。

 三船さんの功績を称え国際的な活躍が期待される俳優に贈られるもので、役所は「三船さんは俳優のオリンピックがあれば金メダルを何個も獲っているような人。“もっと頑張れ”と言われているような気持ち」と笑顔。出演作はすべて観賞しており印象深い作品に65年の「赤ひげ」を挙げ、「黒澤明監督と三船さんの最後のコラボにふさわしい作品。こんな俳優はもう出てこないでしょう」と感慨深げだった。

 また、前日18日に阪神が日本シリーズ進出を決めたことから、報道陣から「野球はどこのファン?」と聞かれ、「ここは…阪神でしょう」と空気を読んで対応。長崎県出身で、「巨人戦しか放送されていなかったので、巨人を応援していましたけど」と断った上で、「阪神が強いと、面白くなりますよね」と快進撃を期待していた。

 映画祭は4日間16会場で計4万人を動員した。

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2014年10月20日のニュース