“シャア”池田秀一 15年大河語り抜てき 「いい女に」とメッセージ

[ 2014年9月22日 14:45 ]

2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」追加キャスト発表会見に登場した(前列左から)かたせ梨乃、松坂慶子、井上真央、若村麻由美、麻生祐未(後列左から)小島藤子、佐藤隆太、高橋英樹、内藤剛志、宮崎香蓮
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 NHKは22日、女優井上真央(27)が主演する来年1月4日スタートの大河ドラマ「花燃ゆ」の追加キャスト10人を発表した。幕末の志士、吉田松陰の妹・文(ふみ=井上)の激動の生涯を描く同作で、語りを俳優で声優の池田秀一(64)が担当することが発表された。

 NHKドラマ「次郎物語」で子役としてデビューし、その後は声優としても活躍の場を広げた。人気アニメ「機動戦士ガンダム」のシャア・アズナブルや「ONE PEICE」のシャンクスの声などでも人気を集めている。

 会見に先がけ、「まさか、私が大河ドラマの語りなどと冗談ではないと思いましたが、新しい時代を作るのは若者だという花燃ゆの世界に共感し、お引き受けいたしました」とコメントを寄せた吉田。最後は「文、いい女になるのだな」とシャアのセリフをもじったメッセージで井上を激励した。

 池田氏の起用について、制作統括の土屋勝裕氏は「戦国時代を熱く語るにはこの人の声がいいのではと思った。聴きやすいし、キレイにまとまりすぎてもいなくて、色気のある声。幅広い年代に聞き慣れた、親しみやすい声ですし、1年間、池田さんの世界にお客さまを導いていってくれるのでは。ワクワクする大河ドラマにしたい」。どこかでシャアを思わせる語りなども聞かれるのでは?との期待も高まる。土屋氏は「別ですので、ないですね」と否定はしつつも、「どっかでそういう感じで臭ったら面白いかなとは思いますけど」と含みをもたせた。

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