CHAGEから宿題「きちんと償い健康回復し自分取り戻せ」

[ 2014年9月13日 05:30 ]

ASKA被告の有罪判決を受け、相棒にメッセージを送った「CHAGE and ASKA」のChage

 ASKA被告(56)に12日、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決が下ったことを受け「CHAGE and ASKA」の相棒、CHAGE(56)は「本当の自分を取り戻す努力をしてほしい」とコメントを発表。いつの日か必ずチャゲアス復活を成し遂げる意欲をのぞかせた。一方、洋子夫人もASKA被告と離婚せず二人三脚でサポートする決意をあらためて固めたもよう。周囲の温かい支えを受けて完全回復への歩みが始まる。

 CHAGEはこの日午後、自身のホームページに「皆さまへ」と題した文章を掲載。5月18日、広島市での公演後、報道陣に「彼には自分を大切にしてほしい」などと語って以降、貫いていた沈黙を破った。

 事件後初めて「ASKA」と具体名を用いたうえで「僕が知る宮崎重明という一人の男として、きちんと罪を償い、心身の健康を回復し、本当の自分を取り戻す努力をしてほしい」とつづり「その日が来ることを心から願っております」と締めくくった。

 本紙取材では、CHAGEは事件の深刻さを自分の罪のように思い悩む半面、チャゲアスの復活を強く願う気持ちを持っている。関係者は「判決が下った今、?藤を振り切り、いつかデュオ復活を果たすという決意を固めたことが文面からにじむ」と指摘。「その日とは、再結成の日を指すのでは」と語った。

 16日には、ソロツアーの東京公演で、ファンに向け直接、心境を語る予定。関係者によると「今後、ASKAへどういう思いを抱いて音楽活動を行っていくかなど、より踏み込んだ内容を話すことになる」という。

 実は、チャゲアスの復活に高い障壁になるとみられるのが、ファンに広がる「ASKAアレルギー」。捜査が進むにつれさらなる愛人の存在や長年にわたる常習性など、ASKA被告の深い闇が次々暴かれる中、「裏切られた」と感じ、見限るファンが急増した。逮捕直後に比べ、デュオ復活を望む声も激減。CHAGEもこの動きを把握しているとみられる。

 関係者によると、CHAGEは2人での再出発に際し「すべての人に祝福される形で」という強い思いを抱いており「16日は、ファンに直接再結成への思いを伝え、理解を求める腹づもりなのでは」と話す。事件後、チャゲアスの未来についてかたくなに明言を避けてきたCHAGE。ついに「復活宣言」となるか。

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2014年9月13日のニュース