深キョン 初の弁護士役、寺島しのぶとワケありタッグで女性救う

[ 2014年9月2日 07:00 ]

深田恭子

 女優深田恭子(31)が初めて弁護士役に挑む。10月21日スタートのTBS「女はそれを許さない」(火曜後10・00)で、過去のトラウマから弁護士を続けることを諦めかけた主人公を演じる。寺島しのぶ(41)扮する、強引な手法を使って弁護士会を追われ、弁護士活動ができなくなったアラフォー女性とタッグを組み、活躍するヒューマンドラマ。

 原作がないオリジナルストーリーで、昨年の映画「凶悪」で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した高橋泉氏が脚本を担当。深田と寺島のキャラクターを生かしたストーリーとなる。

 深田はロリータファッションの少女や個性的な刑事のほか、NHK大河「天地人」の淀など、幅広い役どころを演じてきた。今回は、法廷での大失態を引きずり、弁護士ではなく、フリーターとして働いていたアラサー女性。寺島演じる凄腕の女性と出会い、“2人で一人前の弁護士”として、パワハラや結婚詐欺などから女性を救う。

 浅野敦也プロデューサーは「女性人気も高い深田さんに、強く美しく成長する主人公を演じていただきたいと思いました」と等身大の魅力に期待。深田は「弱きを助け、依頼人の再チャレンジに手を差し伸べていく主人公を演じられることを楽しみにしています。毎週胸のすくようなドラマをお届けしたい」と意気込んでいる。

 寺島はテレビ朝日「四つの嘘」(08年)以来、6年ぶりの民放連ドラ出演。役どころについて「したたかに頭を使って生きている人。こういう人ほど、ふとした隙間にそこはかとない孤独な風が吹いているのかとも思っています。そういう女性は私にはとても魅力的」と語る。

 初共演となる2人の掛け合いに引き込まれそうだ。

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2014年9月2日のニュース