小栗旬「ルパン三世」興行1位宣言 続編やスピンオフにも意欲

[ 2014年8月30日 12:27 ]

映画「ルパン三世」初日舞台あいさつに登場した(左から)北村龍平監督、綾野剛、黒木メイサ、小栗旬、浅野忠信、玉山鉄二

 俳優の小栗旬(31)が30日、都内の映画館で行われた主演映画「ルパン三世」の初日舞台あいさつに黒木メイサ(26)、綾野剛(32)ら共演者と登場。「これ、ホント大丈夫かな?」とちょっと弱音をもらしつつも、「土日の興行ランキング1位を盗みたいと思います」と堂々と興行1位スタートを宣言した。

 1967年にモンキー・パンチ氏が生み出し、40年以上も愛された国民的キャラクー「ルパン三世」の実写化。ルパン役の小栗は「見ていただけたんだなと。ちょっとホッとしました」と構想から2年の大作が初日を迎え、安堵の表情を浮かべた。

 峰不二子役の黒木も「やっと見ていただけて幸せ」と公開を喜んだ。北村龍平監督(45)は「こうやってキャラクターになって重い看板を背負って走ってくれた。『ルパン三世』をやるということは最初から勝ち目のない戦いだった」とキャスト陣の重荷を代弁し、「やるからには絶対に勝たないといけないという決意を持ってみんなで試行錯誤して作った作品。今日、誇りを持ってお披露目できて、うれしい」と晴れやかな表情で語った。

 初日は全国307スクリーンで公開。海外でも、フィリピン、台湾、タイ、ベトナム、シンガポール、オーストラリアなど23の国と地域での公開が決定している。広がりを続けている同作だが、「ここでスタート。ここから本気を出して、実写版としての新しいルパンワールドを作っていきたい。ぜひともパート2、パート3とやっていきたい。銭形のスピンオフもやりたい」と北村監督。

 小栗も「この作品はプロローグ。ちゃんとルパン一味という形が出来上がったのでそんなこと(続編)があったらうれしい」と続編製作に期待を寄せた。「次があったら、ジェット機の羽の上で敵と闘うというのができたら」と構想を明かした小栗。これには石川五ェ門役役の綾野も「そのジェット機を斬りたい」と不敵な笑みを浮かべた。

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