「真面目で良い子」がなぜ…栩内被告 20代から“ダメンズ好き”

[ 2014年8月30日 07:47 ]

覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われている栩内香澄美被告=5月撮影

 覚せい剤取締法違反(使用、所持)罪などに問われている歌手のASKA(本名宮崎重明)被告(56)は初公判から一夜明けた29日、千葉市内の病院で薬物依存に対する治療を再開した。一方、ASKA被告が法廷で「大事な存在」と言い切った愛人の栩内(とちない)香澄美被告(37)=同罪で公判中=はどんな女性なのかをスポニチ本紙は追跡取材。“ダメンズ好き”の一面があることなどが新たに判明した。

 ASKA被告は28日の初公判で、栩内被告について「大事な存在」と愛を告白。法廷で、こう語るまで、なぜ、深く愛するようになったのか。栩内被告の過去の交際相手を聞くと、“ダメンズ好き”の一面が浮かび上がった。

 20代前半、青森県から上京。地元の同級生の男性と都内で同棲していた。当時を知る人は、「相手は定職に就かず、パチンコで金を稼いでいるようなダメな男だと聞いた」と証言。「何でこの2人が付き合っているのか不思議だった」と、真面目な性格の栩内被告とは不釣り合いだと思ったという。

 「色白で肌がキレイないかにも東北美人。普段から涙目なので色気もあった」といい、男性人気は高かった。デートの誘いも多くあったが、丁寧に断っていた。それで選んだのはダメンズ。「彼に対しては、“私がついていなきゃ”という思いがあったのではないでしょうか」と指摘した。

 同県藤崎町出身で、父は大工さん、母は看護師。幼い時から礼儀正しく親族や近隣住民は「真面目で良い子」と声をそろえる。元勤務先のカウンセリング会社社長(69)も「派手さがなく清楚(せいそ)。気立ても良く、しっかりしていた」と振り返る。

 ASKA被告と出会ったのは02年。出向先の人材派遣会社グループの代表が開いたパーティーで。政財界の要人を接待するため、代表が用意した女性の一人だった。多くの女性がいる中で出会い、知人は「栩内さんは控えめで物静かな性格。“芸能人と近づきたい”と言って男に寄っていくタイプでもない。遊び慣れたASKAさんには新鮮だったのでは」とみている。

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