ASKA被告妻は体調不良で出廷せず…献身的看病、復帰準備に奔走

[ 2014年8月29日 06:20 ]

ASKA被告

ASKA被告初公判

(8月28日 東京地裁)
 目の前で夫が愛人への思いを語る可能性があるのを知ったためか。愛人との関係が詳細に明かされるのが耐えられなかったのか。情状証人としての出廷が予想された洋子夫人の姿はなかった。

 弁護人は「出廷して直接気持ちを聞いてほしかったのですが、体調も優れず、書面での訴えとなったことをお許しください」と夫人の供述書を読み上げ、不在の理由を説明した。

 最近の洋子夫人の変調を指摘する声もある。

 ASKA被告が勾留されていた東京湾岸署に連日のように面会に訪れ、被告が保釈された後は、夫が薬物依存の治療を受けている千葉市内の病院近くのホテルに泊まり、病院に通う姿が目撃されていた。だが、患者の周囲から「初公判の数日前から見掛けなくなりました。あんなに毎日のように看病に来ていたのに、何かあったのでしょうか」との声が漏れている。

 そんな洋子夫人は一方で、ASKA被告が薬物依存を克服した後の復帰準備も進めていた。事務所から契約を解除された夫のため、大手イベント会社の社長に、歌手として活動できる方法を相談した。裏切りを受けながらも、懸命に夫の復帰へのレールを敷こうとしている。

 結婚は87年。CBC(中部日本放送、名古屋)と毎日放送(大阪)でアナウンサーを務めた洋子夫人は、ASKA被告とはラジオ番組の共演で知り合った。2人の子供(長男と長女)にも恵まれている。

 父親に裏切られた形の子供たちも東京湾岸署に頻繁に通い、母親が姿を見せなくなった病院にはここ数日、長男が訪れているという。そんな家族にASKA被告の“法廷告白”はどう聞こえたのだろうか。

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2014年8月29日のニュース