枝雀さんが愛した店 “上方落語の爆笑王”感動秘話が続々

[ 2014年8月14日 09:27 ]

85年、ジャズメン・坂田明のコンサートにゲスト出演し、落語を披露した桂枝雀さん

 伝説の落語家・故桂枝雀さんが愛した料理や知られざる感動秘話が、25日放送のMBSテレビ「水野真紀の魔法のレストランR」(月曜後7・00)で明かされる。 

 今は亡き関西ゆかりの著名人が通った店を、思い出とともに紹介する同番組の人気企画「あの大スターが愛した味」の第4弾。1999年4月、59歳で世を去った“上方落語の爆笑王”の行きつけだった店を同門下の桂ざこば(66)、弟子の桂南光(62)、元同局アナウンサーの角淳一氏(69)らが訪れる。

 一日に2回通ったこともあるほどお気に入りだった大阪府吹田市内の寿司店「栄すし」。茶わん蒸しをおかわりする枝雀さんのために、特大茶わん蒸しが用意されるようになったというが、寿司は「トロとアジしか食べんかった」とざごばが振り返った。

 大阪・ミナミの法善寺横丁にある「洋酒の店 路」は、枝雀さんがプロポーズを決行した店。枝雀さんの決意を知っていた彼女は、お酒を飲んでいない状態でプロポーズしてくれたら受けると決めていたといい、シラフの枝雀さんの様子に、告白される前にOKしたという前代未聞のエピソードなどが披露される。

 亡くなる数日前にも行ったという大阪府豊中市内の「焼き肉たかみ」のハラミ、新梅田食道街の立ち飲み居酒屋「北京」の名物たまご料理「エッグ」など、枝雀さんこだわりのメニューも紹介。飲みながら語ったお笑い論や哲学など、天才の金言もよみがえる。

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2014年8月14日のニュース