たけし原作 さくらももことアニメ「映画の台本より時間かかる」

[ 2014年8月13日 05:30 ]

原作・監修を務めるカルビーのCM「ひとくち劇場」の発表会に登場したビートたけし(右)と、自身のアニメがCM出演している三又又三

 ビートたけし(67)が12日、都内で開かれたカルビーのCM発表会に出席した。たけしが原作・監修を手掛け、漫画家のさくらももこさんが作画を担当するアニメCM。「ひとくち劇場」のタイトルで、主役の小柳津(おやつ)家を中心に、28体のユニークなキャラクターが登場する。カルビーは全ブランドのCMをこのアニメに統一し、シリーズ化。同日、放送がスタートした。

 たけしはCM制作は初めて。脚本には「映画の台本より時間がかかる」と明かし、「15秒、30秒で商品を紹介して、オチもつけなきゃならないから大変」と真剣な表情で語った。

 たけし節は終盤で飛び出した。司会の「アニメ映画の製作に興味は?」という質問に対して、「“せんとみつおの金隠し”ってのを作ってみるか」と、スタジオジブリの大ヒット作「千と千尋の神隠し」をパロディー化。さらに名作「紅の豚」にひっかけて、「“売れないの豚まん”もある」と調子づいた。司会者が「ジブリに怒られますよ」と注意してもお構いなく、「“スタジオブジリ”ってのもある。屁(へ)ばっかりこいてる」と続け、会場を笑いで包んだ。

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2014年8月13日のニュース