柴咲コウ 奔放すぎる海老蔵に苦言「ノックをせずに入ってくるのは…」

[ 2014年8月12日 20:05 ]

「喰女」完成報告会見で笑顔の柴咲コウ(左)と市川海老蔵 

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(36)が12日、企画・主演した映画「喰女 クイメ」(監督三池崇史、8月23日公開)の完成報告会見を都内で行った。

 11年「一命」で組んだ三池監督との再タッグで、歌舞伎狂言でも知られる「東海道四谷怪談」をモチーフにしたホラーを提案したという海老蔵は、「七代目の市川団十郎が得意としていた演目で、テレビや映画でも代々伝わってきた。先祖の時代に技術があったら、(映画を)やっていたと思うので、その精神を受け継いでみたかった」と経緯を説明した。

 ヒロインで恋人役の柴咲コウ(33)とは初共演で、ふだんは男社会の歌舞伎界に身を置くだけに「普段は女形と芝居をつくっていくが、男性より女性の方がうれしいのは当たり前」と笑顔。対する柴咲は、「まじめな方で1分1秒をムダにしたくない感じだったけれど、(撮影で)控室にノックをせずに入ってくるのには困った」と暴露し、海老蔵を苦笑させた。

 その柴咲は人気女優と劇中劇でのお岩という二役を演じ、「撮影が深夜に及ぶことが多く、トイレに行った時に鏡を見てドキッとしたことはあった」と苦笑い。これには三池監督が、「まだやってんのか、早く終われよという柴咲さんの生き霊はたまにビンビン感じた」と話し笑わせた。

 なお、会見には妻夫木聡(33)との交際が報じられたマイコ(29)も出席予定だったが、配給会社との協議のうえ混乱を避けるため欠席した。

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2014年8月12日のニュース