吉永小百合20年ぶり“登板” ライアンばり!?フォームで魅了

[ 2014年8月7日 07:55 ]

20年ぶりに見事な投球フォームを披露する吉永小百合

 野球好きで知られる吉永小百合(69)が最新主演映画で見事なピッチングを披露している。55年に及ぶ女優人生で初めて企画にも名前を連ねる「ふしぎな岬の物語」(監督成島出)の一コマだ。

 岬の先端に立つカフェに集う人々と吉永扮する店主との心温まる交流を描く感動作。劇中、客の一人で吉永に恋心を抱く笑福亭鶴瓶(62)とのキャッチボールのシーンがカメラに収められた。

 ライオンズ党の吉永は94年4月9日、西武―近鉄(西武球場)で始球式を務めた経験を持つ。「あの時は郭泰源さんからボールを受け取りましたが、もう頭が真っ白になりました」と述懐。あれから20年ぶりとなる今回の撮影に備え、自宅近くの公園で300球を投げ込む自主トレ。左足を高く上げるヤクルトのライアン小川ばりのフォームで魅了し、鶴瓶も「ちゃんと僕が構えたところに投げられるのは凄い。西武のドラフトにかかるんじゃないですか」と舌を巻いた。

 甲子園も9日に開幕。吉永は「早実のハンカチ王子(斎藤佑樹=現日本ハム)と駒大苫小牧のマー君(田中将大=現ヤンキース)の試合などは、テレビの前で手に汗握って見ていました。今年もいよいよ始まりますが、暑さに負けず、記憶に残るプレーを期待しています」と球児にエールを送った。作品は21日に開幕する第38回モントリオール世界映画祭でのワールドプレミアを経て10月11日に公開される。

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