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奥菜恵 深津さん訃報に悲痛…演出作「象」に出演「やりきれない」

深津篤史さんが演出した舞台「象」の製作発表に出席した際の奥菜恵(2010年1月撮影)

 大阪の劇団「桃園会」を主宰し、関西を拠点に全国で活動した劇作家で演出家の深津篤史(ふかつ・しげふみ)さんが31日、肺小細胞がんのため亡くなった。46歳。演劇界からはツイッターで追悼の声が上がった。

 深津さんは2010年3月に新国立劇場(東京・初台)で上演された名作「象」(作・別役実)を演出。難解な不条理劇に挑んだ。SMAPの稲垣吾郎(40)が主演を務め、話題を呼んだ。

 同作に出演した女優の奥菜恵(34)は「覚悟してても、やっぱり嫌。ショック。こんな凄い人がいなくなるなんて、やりきれない。もっともっとたくさんご一緒したかったよ、深津さん」と悲痛。

 同じく出演した俳優の山西惇(51)も「『象』の稽古場での貴方の姿、声、笑顔、言葉、忘れません。いつかむこうに行ったら、また芝居やりましょう。つらいですが、安らかに。ありがとうございました」と故人をしのんだ。

 08年の「近代能楽集 弱法師(よろぼし)」や昨年の「象」と深津さん演出作に出演した俳優の木村了(25)は「深津さん。大事な時間を、大切な思い出をありがとうございました。深津さんの演出が大好きだった。舞台を好きになれたのも深津さんのおかげでした。深津さん。ゆっくり休んでください」と感謝をつづった。

 演出家の鈴木裕美氏(50)は「同世代の演劇人。どんなに、もっと芝居を作りたかったろう。苦しい。一度飲み屋で、自分の演出の手法を全く包み隠さず、ペラペラと表現してもいいくらいに話してくださり、その潔さ、軽やかさ、したたかさに驚嘆したことを強く思い出す。心からご冥福をお祈りします」と悲しんだ。

 深津さんは1992年に「桃園会」を旗揚げ。日常性を重視しながら人間の深層心理や暗部を描く作品が高く評価された。98年「うちやまつり」で岸田国士戯曲賞、05年「動員挿話」で読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。09年、がんの告知を受けた後も精力的に活動し、今年6月公演の「覚めてる間は夢を見ない」が最後の作品となった。

[ 2014年7月31日 18:41 ]

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