市村正親 早期の胃がんで入院 「ミス・サイゴン」全日程休演

[ 2014年7月27日 21:22 ]

市村正親
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 俳優の市村正親(65)が早期の胃がんと診断され、入院・加療を要するため25日に開幕したミュージカル「ミス・サイゴン」の全日程を休演することが分かった。27日に東宝から発表された。エンジニア役の代役は既に同役を演じている駒田一(50)に加え、筧利夫(51)が務める。

 市村は東宝を通じてコメントを発表し「この度は、私事で皆様にご心配とご迷惑をおかけしております、公演を楽しみにお待ちいただいているお客様には、本当に申し訳ない気持ちで一杯です」と共演者、関係者とファンに謝罪。日本初演から出演している「ミス・サイゴン」は「俳優人生の転機となった作品」と同作への思い入れを明かし、「今のわたしの夢は再びお客様の前でこの曲を歌うことです。そのためにわたしは治療に専念しますが『ミス・サイゴン』のスピリットは変わることなく、頼りになる仲間たちによって毎日素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられます」とファンにメッセージを送った。

 同作は8月26日まで東京・帝国劇場で上演。その後は10月5日まで名古屋、大阪、福岡などで公演を行う。市村が出演を予定していたエンジニア役については、7月中は全て駒田が務め、8月以降の予定は28日に決まり次第公式サイトで発表する予定。

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2014年7月27日のニュース